エリーが「調整」されて約2か月・・・
エリーは「強化された」と言われているけど…以前から使っていた身からすると使用感が大きく変わる調整はなんだか寂しくもあるね。前から強かったでしょ…
調整後のエリーの編成考察はやったことあるが…
どうにも…しっくりこなかったので今回はリベンジ!
改めて、変化の聖所3区でも活躍できるエリーの「ガチ」編成考察・紹介をしたいと思います!
編成考察
範囲ダメージ分散について
まずはエリーが持つスキルで特徴的な「範囲ダメージ分散」の仕様の確認。
これは、範囲攻撃において、「攻撃に巻き込んだ数」と「もともとの攻撃範囲」を参照してダメージが減衰する挙動。
ダメージ減衰量は多分下記式。
「3マス攻撃」を「2体に巻き込んだ」場合、そのキャラが「範囲ダメージ分散100%」を持っていたら、ダメージは…
100%×(2-1)/(3-1)=50%で、ダメージは半減する形。
おそらく、最終ダメージ×(1-範囲ダメージ分散)みたいな感じ(フワッとした理解)。
攻撃に巻き込んだ数が1体ならダメージは減衰せず、「攻撃に巻き込んだ数」と「もともとの攻撃範囲」が同じ場合は範囲ダメージ分散係数が最大適用される形。もともとの攻撃範囲が1マスの単体攻撃には適用されない。
範囲ダメージ分散100%の時のダメージ減衰量を表に表すと下記な感じ。
ここで重要なのは範囲ダメージ分散は100%以上盛って「意味がある」こと。
敵と違ってこちらは5人編成まで、9マス攻撃を5人で受ける場合、範囲ダメージ分散200%ならダメージ減衰100%となる計算。
エリーは最大160%の範囲ダメージ分散バフを使えるのが強そうポイント。
「被ダメージ減少100%によるダメージ減衰」と違って「範囲ダメージ分散100%によるダメージ減衰」はダメージが0となり、ダメージ表記なしといった挙動が見られる。
あと、めちゃくちゃ重要な点、「攻撃に巻き込んだ数」は保護効果でタンク役にしか被弾しなかった場合は1体判定になる。
このため、エリーが列保護と指定保護を活かして、保護無視攻撃以外の攻撃を引き受けるようにすると、必然的に範囲ダメージ分散は活かされないというジレンマ。
ダメージ最小化について
次にエリーの昇級スキルである「ダメージ最小化」の仕様の確認。
エリーは中破状態で「1500以下のダメージを最小化」するが…
普通に1500以下のダメージを受ける…
よく分かんないね🙃
これは多分、属性耐性によるダメージ減衰が計算される前の段階で「1500以下のダメージ最小化」判定があるんだろうね。
ちょっと検証してみたら「被ダメージ減少」は「1500以下のダメージ最小化」判定の前にある。なので、エリーは属性耐性や防御力を上げても意味は薄く、被ダメージ減少バフを積んで「1500以下のダメージ最小化」を活用するのが強い・・・と思うんだけど、エリーは自身に付与された「被ダメージ減少」強化効果を解除してしまう。
装備込みでエリーは被ダメージ減少75%まで盛れるが…ぎりぎりスパルタン軍団の攻撃を防ぎきれないレベル。
「被ダメージ減少」の強化効果解除について
「調整」されたエリーで一番厄介なスキル効果と言っても過言ではないと思う。
エリーは自身に強化効果の「被ダメージ減少」が付与されていた場合、ラウンド開始時にそれを解除してしまう。このスキル効果は「有害な効果」ではないため、ワクチンや状態異常耐性で防げない。「強化解除耐性」でのみ防げる。
追撃者やゼネラルといった敵がやってくる「強化解除」は「有害な効果」なので、ワクチンがあれば比較的簡単に防げるが…
エリーは自分自身に「一般効果」の「被ダメージ減少強化解除」をする形。
エリーは自前で30%の強化解除耐性を持っているものの…流石に30%では信頼できない。
他に「強化解除耐性」を付与できるキャラはフォールン、エキドナ、アウローラと限られる。
この辺を考えて編成を組みたい。
編成例①
エリーが自前で強化解除耐性+30%
フォールンで+33%
エキドナで+34%
…まぁ大体100%解除されない。
事故る前にシャーロットが敵を殲滅するので何も問題ない。
フォールンは範囲ダメージ分散+44%あるのがちょうど良くて、エリーのパッシブスキルの範囲ダメージ分散と合わせて100%超え。アクティブスキルによる追加分で200%超える。
エキドナの開幕挑発と合わせてデストロイヤーの保護無視、被ダメ減少・バリア無視、防御無視の高火力攻撃を「無」にできる。
強い
バフをしっかり積んでいれば追撃者の「血の爪」も完全に「虚無」
つよい
エリーとエキドナはお互い保護機は保護しないため、範囲攻撃に対して2人が巻き込まれる形となり、保護無視でない範囲攻撃に対しても範囲ダメージ分散が活かせる。
フォールンによって行動回数が+1されたシャーロットの攻めが無法に強いので…なんだかんだ変化の聖所3-60を17分台で攻略可能!
エリー
好感度200、フルリンクボーナス:射程+1
装備:ワクチン、軽量化回路、軽装型保護最適化システム、補助外骨格
ステータスは、回避特化。正直、適当。
防御に振っても意味が薄いので回避に振っている。クリ率、攻撃に振っても面白いかも。
開幕2ラウンドはエキドナの挑発が効いているため、その間にバフを積んで3ラウンド目以降から標的持ちのメイン盾になる。
「挑発」と「標的」は「挑発優先」
フォールンとエキドナのサポートのおかげで安定して被ダメ減少100%以上に盛れているので…そうすると今度は別に「1500以下のダメージ最小化」の出番が少ない。
実際この編成で中破運用する意味は薄い。
エキドナ
上限拡張Lv.110、誓約済、フルリンクボーナス:バフデバフLv+2
装備:耐衝撃回路ベータ×2、防御型戦闘システム、ミニフリッガ
ステータスは、防御特化。
スキル②で自身の耐性を高めつつ、エリーに強化解除耐性、被ダメ減少バフを付与する役割。
開幕2ラウンドは「一般効果」の「挑発」を敵に付与して、メイン盾を務める。
行保護と列保護で「列保護優先」だったら…
いい感じに被弾がばらけて範囲ダメージ分散を活かせて良かったが…
「行保護優先」の仕様であるため、開幕2ラウンドはエキドナ単独でほとんどの攻撃を受ける。
意外とエキドナはスキル②を使用するまで柔らかいので、苦手な敵はシャーロットでつぶしていく立ち回りが必要。
フォールン
フルリンクボーナス:バフデバフLv+2
装備:回路最適化ベータ×2、軽装型支援最適化システム、改良型出力制限解除装置
ステータスは、クリ率100%、残り命中。
十字範囲に強化解除耐性、範囲ダメージ分散を付与したり、周囲に行動回数+1したりと配置が悩ましいが、えぐいことやってるサポート役。
スキル①は意外と火力あるし、スキル②は防御デバフ100%と破格。
スパルタン軍団に対して解答があるのは偉い。
シャーロット
上限拡張:レベル120、誓約済、フルリンクボーナス:スキル威力+15%
装備:改良型出力強化回路×2、改良型戦闘システム、対装甲装備
ステータスは、バフ込みクリ率100%以上、命中375%以上、残り攻撃といった感じ。クリ率はLv.119、命中はLv.80。
アタッカー枠として、攻撃するたびに味方にAP供給するシャーロットを採用。
フォールンによる行動回数+1を強く活用できる。
対装甲装備はスパルタン軍団をさっさと処理したいためで…時間はかかるがフォールンやエキドナの防御デバフを活用すればなくても余裕。
マーキュリー
好感度200、フルリンクボーナス:バフデバフLv+2
装備:回路最適化ベータ×2、機動型支援最適化システム、エネルギーパック
ステータスは、適当。回避と命中。
味方全体へのAP供給、強力なバフデバフ役
エキドナと合わせて、敵の行動力減少にAP減少で、スキル②を使う前の柔らかエキドナの隙を少なくできる。
この枠は防御面を考えるとエラのほうが、属性耐性に状態異常耐性を付与できて強いが…攻め重視でマーキュリーを採用した形。エキドナのデバフとも噛み合っていて強い。
編成例②
配置によって上手い事、被ダメージ減少バフを解除されずにセレスティアの「母性」を付与できないか検証してみたが…結論としてうまくいかなかった。
エリーに改良型戦闘システムを装備させたときに、エリー、セレスティア、フォールン、シャーロットの4人までなら安定して1ラウンド目に確定で「母性」を付与できたが…5人編成で急に安定しなくなるという謎挙動…まぁ、明らかに謎挙動だったのでこの路線は諦めて普通に編成した形。
せっかく考察したのでこれも紹介。
基本的なコンセプトは編成例①と同じ。
範囲ダメージ分散100%以上でシャーロットが敵に「挑発」できるため、3-60のW4は攻略可能。
エリーとムネモシュネのWタンクで範囲ダメージ分散を活かす形。
また、軽装型に統一しているため、セレスティアのバフを強く使える。セレスティアの森の歌によるダメージはエリーの攻撃バフを誘発できるので強い。
3-60の攻略は約21分
最適化できていない部分はあるが…
多分編成例①のほうが安定して強いと感じた。
特に、マーキュリーは素の行動力が高くて、敵に行動力デバフを食らっても安定して毎ラウンド行動して味方のAPサポートができる点が強い。セレスティアは割と行動力ギリギリ。
ムネモシュネ
上限拡張:レベル110、好感度200、フルリンクボーナス:バフデバフLv+2
装備:改良型分析回路、ワクチン、軽装型保護最適化システム、ミニリリス
ステータスは、セレスティアの1回バフ込みクリ率100%以上、命中375%以上、残り攻撃といった感じ。クリ率Lv.53、命中はLv.70。
この枠はエリーに保護されない「保護機」であり、セレスティアのバフを得られる「軽装型」で、後列に配置しても十分な「射程」を持つことが条件で、ムネモシュネが採用された。
浸水デバフはエリーの電気属性攻撃とシナジーあるし、攻撃力デバフのおかげで、エリーが事故らないようにサポートしているのも強い。
また、この編成はセレスティアのバフのおかげで保護機であっても火力に期待できる。
セレスティア
誓約済。フルリンクボーナス:バフデバフLv+2
装備:回路最適化ベータ×2、軽装型支援最適化システム、エネルギーパック
ステータスは、適当。
ひたすらスキル②
行動力デバフをしてくる敵を相手にすると、セレスティア自身の行動力の低さが気になるね。
改めてマーキュリー、エキドナの組み合わせでの、敵に対する行動力、APデバフと、味方への行動力バフ、マーキュリー自身の素の行動力の高さが偉いなと思った。
エリー
編成例①と変わらず。
3~4割の確率で「母性」が解除されるが、その時はダメージ最小化で耐える形。
フォールン
セレスティアのバフ1回分、クリ率を減らして攻撃よりに振っている。
シャーロット
この編成の悩ましい所で…3-60のW4など、セレスティアの行動前にシャーロットが行動する場面があるため、シャーロットはセレスティアのバフ関係なく100%になるよう振っている。
この辺、セレスティアのちょっと厳しい部分。
編成例③
以前考察した、範囲ダメージ分散と強化解除耐性でトリトンが反撃を気にせず強気に殴れるコンセプトの発展型。アザズは「待機時」に味方に被ダメ減少+30%のバフを付与するので、エリーの「ラウンド開始時」の強化解除を避けることができる。AGSであるフォールン、トリトンとも噛み合っている。
アタッカー役であるトリトンが3ラウンド以降にならないと本気を出してくれないスロースターターで、ダメージ無効化を持つスペクター軍団や保護持ちが苦手。
3-60はWave2が一番きついが…25分くらいかければ攻略可能。
Wave4はシルキーを[8]の位置に移動させることで、エリーに標的がない状態にすれば完全に敵の攻撃を無効化できる。
流石に全部動画は長いので部分的にカット。
時間はかかるが、トリトンが敵を一掃する感じが良い。
アザズ
好感度200、フルリンクボーナス:行動力+0.1、射程距離+1でも良いかも
装備:回路最適化ベータ×2、軽装型保護最適化システム、水晶玉
ステータスは、適当、命中に多く振って詰まないようにすると良い。
基本は「待機」でエリーに被ダメ減少バフを付与する役割。
隙があればゴールデンファクトリーを設置するのも良い。
敵の行動力デバフがなければ、2ラウンド目にゴールデンファクトリー設置⇒シルキーのAP供給⇒「待機」とすぐに行動できる。
以前の考察では、天空のエラを採用していた。これはAP供給役と、エラが先んじて1ラウンド目を取ることでトリトンの起動を早めることが目的。
アザズ採用によって敵の処理に時間がかかるようになってしまったが…アザズはエリーをサポートすることで守りに強くなった形。
トリトン
フルリンクボーナス:スキル威力+20%
装備:重装型攻撃最適化システム、分析回路ベータ、改良型出力制限解除装置
ステータスは、バフ込みクリ率100%以上、命中375%以上、残り攻撃。クリ率Lv.33、命中Lv.170
3ラウンド目までは適当に待機したり、1回だけ攻撃したりする。
3ラウンド目以降から敵を殲滅。
3ラウンド待たなきゃいけないのと、敵の範囲ダメージ分散に引っかかりまくるのが苦手。
シルキー
フルリンクボーナス:バフデバフLv+2、(シルキーと誓約したいと思っている)
装備:回路最適化ベータ×2、軽装型支援最適化システム、エネルギーパック
ステータスは、適当。クリ率に振っているけど、この編成だとHP、防御、命中のほうが優先度高い。
トリトンにAP供給するのが主な役割。
行動力デバフがなければ、2ラウンド目はアザズにAP供給ができる。
フォールン
補助装備が高出力ジェネレーター。
ステータスが編成例②のままになっているのでクリ率が中途半端。
編成例①と同じステの振り方のほうが良い。
エリー
ステータスは回避特化ではなく、防御に振っている。命中はバフ込み400%以上。
トリトンがスキャラブHを仕留めきれないときの保険で命中に大目に振っている。
装備はワクチン×2、改良型戦闘システム、ミニフリッガ
被ダメ減少無視攻撃をしてくるサイクロプスに対応するため普通に防御タンクで運用する形。
被ダメ減少バフはアザズのバフ込みで90%以上。
中破運用する必要はない。
使用感
エリー…「調整」で強くなったのは間違いないけど…
やっぱ使用感が変わる調整はつらいものがあるね。
それでは。
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