
望まぬ暴落を望んでいる。
岸田氏は9月29日に自民党総裁選で勝利し、新しい総裁選に選出され、10月4日の総理大臣指名選挙で正式に第100代内閣総理大臣に就任されました。
一方で、日経平均株価は9月29日から8日連続で下落しており、岸田ショックなんて言われたりしている。
株価の理由なんて色んな要素の兼ね合い組み合いなので、原因は1つに決まらない。米中の株価の影響もかなり受ける。原油や天然ガスとかエネルギー価格の高騰だったり、中国恒大集団とか不動産業界の問題だったり、コロナ禍の反動で経済成長に期待して上がったけど、冷静に現実が見えてきた形だったり・・・諸説あるけど、岸田氏が金融所得課税の見直しに言及しているのも1つの原因かもね。
細かい要素は置いといて、とりあえず今は以前ほどイケイケな相場ではなくて、積極的に株を買おうという状況ではないってこと。
逆に言えば「空売り」で積極的に株を売る局面ってコト!?
うーむ、本当かな?
ということで、株の空売りについて調べたので備忘録としてまとめます。
空売りとは
通常の現物取引では、安い時に買って、その後高い時に売るとその差額分が利益になる。
空売りはその逆。高い時に証券会社から株を借りて売って、その後安い時に買い戻して証券会社に返す。その差額分が利益になる形。
利益に対する税金は現物取引と同じ約20%
空売りのデメリット
リスクがおバグってくらい高い
「買いは家まで売りは命まで」って格言がある。
空売りは株価が下がれば利益になるが、株価が上がれば逆に損失となる。株価はどんなに下がっても0円までだけど、理論上、株価は青天井。つまり空売りによる損失も青天井ってわけ。自己資金以上に損失が発生するリスクがある。
返済期限があるので長期保有もできない。
株式を借りるコスト
株を借りることになるのでその分のコストが発生する。貸株料とか逆日歩とか。借りている日数が長いほどかかる。現物取引より手数料が余計にかかる。
リスクが現物取引より高いのに、手数料も高い。
空売りのメリット
株価下落局面が投資チャンス!
これが一番でかい。株価の下落で利益を出せるのが強い。リスクがでかい分、メリットも大きいってわけ。株価暴落に対するリスクコントロールにもなる。
空売りのやり方
まず、証券会社に信用取引口座を開設する必要がある。
楽天証券の場合だと、審査基準は下記。
①総合取引口座または法人口座を開設している。
②インターネットを利用できる環境にある。
③自身のメールアドレスをもっている。
④登録の電話番号に間違いがなく、常時連絡をとることができる。
⑤他社を含め、信用取引あるいは一定の現物株式取引の投資経験がある。
⑥金融資産が100万円以上ある。
⑦年齢が80歳未満であること。
空売りには「信用」が必要なので、やろうと思ってぱっと手を出せるものではないってこと。
まだ、手を出していないのでこっから先の詳しいやり方はわからん。
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空売りについて思うこと
今回の総裁選は、岸田氏も高市氏も河野氏も基本は増税路線なので、正直、誰がなっても株価下落しそうと思っていた。コロナ禍の反動も頭打ち感あったしね。そこまで思っていたのに何もアクション取れず、ただ下落する株価を眺めていると、ちょっと悔しいよね~。無知ゆえの機会損失。
1つの手、選択肢として空売りのやり方くらい少しだけ経験しておいても良さそうかなって感じです。
あと、今回の「岸田ショック」については、金融所得課税の見直しは急に出てきた話題ではないし、騒いでいる人はなんか余裕がなさそうな印象。
こういう人たちの逆張りしてみたら面白そうだなって思いますよね。
特に総裁選っていわば自民党での社内ミーティングみたいなものだから、衆議院選になったときに岸田氏の主張する政策が総裁選の時と変わっても驚かない。日本は独裁ではないので、当たり前の話。でも驚く人いそう。まー自民党員なら物申したくなる気持ちもわかるけど、そうでない人が騒ぐのはマジで滑稽。なので、そういう人の逆張りも面白そう。
ちなみに、第100代総理大臣となった岸田氏は衆院選が終わって来月には総辞職して、政権交代でも起こらない限り第101代総理大臣になって新しく内閣が発足される。日本国憲法にそう書いてある。
そのあたりで何か市場に影響するイベントがあるか注目したいですね。
それでは。
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