2021年11月21日はマイルチャンピオンシップ。下半期のマイル王者決定戦。阪神芝1600mです。
注目は何といっても「グランアレグリア」の引退レースであること。マイル女王が有終の美を飾れるのか、それとも新しい世代の王者が生まれるのか、注目したいですね。
いつものように注目馬の紹介と予想をしていきます。
6枠12番:グランアレグリア
14戦8勝。桜花賞、安田記念、スプリンターズS、マイルCS、ヴィクトリアマイルのGⅠ5勝を挙げた怪物。前走の天皇賞・秋は2000mの距離が厳しい部分もあったがそれでも3着、勝った馬が強かった形であり、グランアレグリアも十分に強い内容だった。懸念されていた安田記念後のノド鳴り手術の影響はないと言える。
本来の調子を取り戻したグランアレグリアが得意のマイル戦で負けるわけがないじゃんねぇ。
中2週のスケジュールなのが少し気になるが、ルメール騎手は大丈夫って言っていたので大丈夫だと思います。
あと、馬場状態については京都競馬場が改修工事をしている影響で、阪神競馬場が酷使されて荒れており、内枠先行勢には厳しそうな感じ。なので外枠なのは悪くないと思っている。偶数なのも良い。
文句なく本命馬です。1番人気だけど今の時点でオッズ2倍くらいなのはかなり美味しい気がする。
2枠3番:シュネルマイスター
6戦4勝。NHKマイルカップを制した3歳馬。前走は休み明けにGⅡレースの毎日王冠に出て1着と夏休みでさらに成長した形。
今年の3歳馬は強い。グランアレグリアが引退後、今後のマイル路線を牽引していく存在と言っても過言ではない。
ちなみにシュネルマイスターは外国産馬で、父キングマンは欧州年度代表馬に選出された名馬。どうしても競走馬って血が濃くなりがちな点があるため、比較的軽くて優秀なシュネルマイスターの血統は日本競馬界にとって魅力的な種牡馬と言われている。
故障する前に競走馬を引退して種牡馬になってほしいと、すでに引退を望まれていて面白い。
今回は初めての阪神の輸送がどう出るのかが気になる。あと過去データだと毎日王冠⇒マイルCSのローテーションの成績が悪いのが気になる。
5枠9番:グレナディアガーズ
7戦2勝。3歳馬。2歳の時に朝日フューチュリティをコースレコードで制した。世代のレベルが高い。
3歳では馬券内に入っているが勝ち切れていない。輸送があまり良くないのかなって話で、今回は輸送のない地元阪神、 朝日フューチュリティと同じ舞台のレースであるため期待できそう。
鞍上はこれまで川田騎手であったが、池添騎手に乗り代わりとなっている。
池添騎手はマイルCSの歴代最多4勝を挙げているジョッキー、乗り代わりの代打でも結果を出せるタイプなので面白そう。
7枠13番:ダノンザキッド
6戦3勝。3歳馬。20’ホープフルSを制し、JRA最優秀2歳牡馬となった。かつてのこの世代トップ。
皐月賞は1番人気ながら15着。骨折から明けた前走は4着。ここで復活してほしい。外枠なのも良い
馬券予想
本命◎グランアレグリア
他のGⅠ馬のサリオスとかインディチャンプとか気になるウマもいるけど、対抗するのは基本的に3歳馬勢から選んでいきたい。
ホウオウアマゾンがなー、3歳馬で1枠1番を引いた先行馬なのが少し気になる。基本的に内枠先行は厳しい馬場状態だと思うけど、差し勢が牽制し合っている間に押し切る展開がありそうで穴馬といった感じ。
それでは。
コメント